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ファシリティマネジメントとは

ファシリティマネジメントとは

アメリカで生まれた新しい経営管理方式で、資源の「ヒト・モノ・カネ」に続く第4の資源をさす。

老朽化した建物を修繕または施設の保全を行う施設管理とは異なり、ファシリティ(土地・建物・設備・備品などの「固定資産」)とその施設の建物や設備を最適化し、経営目線で総合的・戦略的に管理することをファシリティマネジメントという。

ファシリティマネジメントのレベルは3つ

1)経営▶︎ファシリティマネジメントの方向性や施策の目的を決める最初の段階です。ピラミッド構造の頂点にあり、課題を明確化し、予算や施工の段取りなど、今後の方針を決める。

2)管理▶︎ファシリティマネジメントを実施する際のコストや、経営の最適化を決める段階です。資材の費用や業者の選定など、「経営」で決定したことを具体的に実行できるまで落し込む。

3)実行▶︎主に清掃や建物の修繕などの業務を行い、土地や建物の維持・管理をする。経営と管理で決定した方針を実行する役割です。

ファシリティマネジメントとのメリット

⚫︎固定資産を最大限に利用できる

老朽化した建物を改築しテナントとして貸出すことで空きスペースを有効に活用する。また、オフィス内の不要な書類を整理し、空いたスペースをリフレッシュスペースとして有効活用すればコミュニケーションの活性化にも繋がるなど最大限に利用出来ます。

⚫︎コストダウンできる

オフィス空間にユニバーサルレイアウトを導入し、執務スペースを有効に活用する。

ユニバーサルレイアウトとは、役職席をなくしてデスクを横一列にする配置のことで、部署やチームの座席を分けたり、デスクの配置を変えたりするなどのレイアウトを変更する必要がありません。

そのため部署内の人員が増減しても最小限の労力やコストで済み、スピーディーに組織変更ができ、また配線の引き直しなどの手間も省けるためコストダウンにも繋がります。

 

参考:ファシリティマネジメント(FM)とは|日本ファシリティマネジメント協会

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