「アーバンネット仙台中央ビル」が竣工/多様な働き方を可能にするワークプレイスを整備
NTT都市開発㈱が開発を進めていた「アーバンネット仙台中央ビル」が12月8日に竣工した。仙台市が進める「せんだい都心再構築プロジェクト」の第1号物件で、ビルのコンセプトは「未来の仙台をつくる共創・賑わいの拠点に」。エリア最大規模のオフィスフロアや多様な働き方を可能にするワークプレイスを整備している。さらに、オープンスペースやテラスを配置し、賑わいや回遊性向上を目指す。
オフィスフロアは、1フロア1781m2の整形空間で、仙台駅西側エリア最大規模をほこる。最小96m2まで分割できる。ワーカーズラウンジやテラスの配置により、ABWの推進を可能にする。
また、多様な人々の交流支援を行うコミュニティマネージャーが常駐するコワーキングスペースやイベント活動が可能なカンファレンス施設など、開かれた交流空間整備している。同スペースでは、仙台市と宮城県、東北大学などが協力し、イノベーション創出の場として起業家や学生、一般企業などとをつなぐ機能の導入やイベントの開催で、産官学が協働するスタートアップ創出支援の拠点を目指すとしている。
高水準の環境配慮も実現しており、ZEB Ready、CASBEE-建築(新築)Sランクを取得している。また、共用部や専有部で使用される電力は再生可能エネルギーに由来している。
所在地 |
宮城県仙台市青葉区中央4丁目4番19号 |
敷地面積 |
3,073.86㎡ |
延床面積 |
42,132.77㎡ |
建物高さ |
88.70m |
構造 |
鉄骨造/一部鉄筋コンクリート造、免震構造 |
規模 |
地上19階、地下1階 |
用途 |
事務所、店舗、駐車場(120台(機械式立体駐車場)) |
交通 |
地下鉄仙台駅徒歩5分、JR仙台駅徒歩9分 |
事業主 |
NTT都市開発株式会社 |
基本設計 |
株式会社久米設計 |
実施設計・施工 |
鹿島建設株式会社 |
着工 |
2022年3月 |
竣工 |
2023年11月 |
開業 |
2024年3月(予定) |
WEBページ |
https://www.nttud.co.jp/sendai_chuo/ |
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