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【ラダック(インドチベット)への旅〜1日目〜 教授の建築閑話・第5話】

建築閑話・第5回は、インド・ラダックを取り上げます。

インドでの最後の旅行ということで、北部のラダックへ34日の旅に出ました。
610のフライト、1時間強でラダック地方の中心地レー(Leh)に到着。

機内からの眺めはネパール同様、ヒマラヤの白い山脈がとっても綺麗でした
レーの飛行場は土漠の真ん中、周りの山の景色以外何もありません。


高度3500m、インドの最北部、山脈に囲まれた地域ラダック地方

 この写真をご覧下さい。ホテルの前です。これだけでも来て良かったと思わせてくれました。

飛行場から街中のホテルまでは車でわずか10分程度、ここでひとまず高地慣れのため午前中は休憩となりました。

高度3500mですから富士山9合目といったところでしょうか。

本物の僧侶と僧房巡る4日間

 今回は完全な一人旅。ですがラダックの僧院めぐりは、ガイドと車が無ければとても出来ませんので、インド現地の旅行社にお願いしました。

先ず、ホテルが大正解でした。こじんまりしたところですが、三食付で2900Rs

この種のホテルのほかに、500Rs以下で泊まれるゲストハウスもたくさん在ります。

 ホテルは全35室、 窓一面のアプリコットの花がお出迎えしてくれました。桜にそっくりでビックリしました。

そして、何よりも嬉しかったのが湯タンポです。朝10度以下、日中でも20度とかなり寒いので、海外でこの心配りは感動ものでした。

午後からいよいよ僧房巡りのツアー開始です。

 ガイドさんは何と本物の僧侶、ロップザンさん。旅行社専属のガイドも居ますが僧房を観るには本物の僧侶が一番とか。

4日間よろしくお願いします。

初日の半日コースは、Shanti Stupa(日本山妙法寺)Shankar GompaLeh王宮、そしてLehの市街地を散策。

  

① 市街の北西の峰にストゥーパが。

② そこから東方向の眺め。王宮が東の峰に。

③ 市街のメインストリートです。

 

ラサの宮殿はこの王宮がモデルとか。市内の何処からでも見え、かつ絵になります。

 

「ラダック(インドチベット)への旅2日目」につづく

 


===用語解説===

ラサの宮殿▶︎チベットの都ラサにあるチベット仏教の教主ダライ=ラマの居住する宮殿。 17世紀に建造された、チベット仏教の隆盛を示す巨大な宗教施設である。ラサ(Rasa)はインドの伝統的な美学で使われる、カーマ(Kama = 愛)の学問の系統の用語

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この記事を書いた人

コジジ教授

1952年8月28生 資格:一級建築士  早稲田大学大学院卒業。専攻は建設工学(都市計画)。大手商社や不動産会社で土地開発や施設運営を担当。海外赴任歴が長く、イラク・バグダッド、台湾、中国・北京、スリランカ・コロンボと数多くの国に駐在。その後、私立大学にて教鞭を振るう。現在も技術顧問として不動産会社で現場に立ちながら若手の育成・指導も行う。趣味は茶道、囲碁。

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